特集一覧へ

CATALYST 特集

物流スタートアップ12選|物流DX・ロジテックの注目企業

ドライバー不足や「2024年問題」を背景に、物流業界ではテクノロジーによる変革が加速しています。国際物流のデジタル化、倉庫ロボティクス、配車最適化、自動運転トラックなど、物流DXに取り組む注目のスタートアップを紹介します。

掲載 12最終更新: 2026年6月9日

株式会社Shippio

国際物流を、アドバンストに

株式会社Shippioは、「産業の転換点をつくる」をミッションに掲げる、日本初のデジタルフォワーダー。国際物流業界のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進し、いまだに紙、メール、電話などに依存するアナログな貿易業務をクラウドプラットフォーム上に集約することで、業務の可視化と効率化を実現する。事業は、自身がフォワーダーとして輸送手配を行う「デジタルフォワーディング事業」と、荷主や物流事業者向けにSaaSを提供する「SaaS提供」の2軸で展開している。

株式会社オープンロジ

物流の未来を、動かす

ミッションは「物流の未来を、動かす」こと、ビジョンは「テクノロジーを使い、サイロ化された物流をネットワーク化しデータを起点に物の流れを革新する」ことを掲げている。 物流業界はデジタル化の遅れが顕著で、特にEC市場の急成長に対して人手不足やサプライチェーンの硬直性が大きな課題となっている。 このような状況で、同社は特に中小規模のEC事業者が直面する物流の課題解決に焦点を当てている。 具体的には、ECへの新規参入者や小規模事業者が、商品が売れ始めた際に出てくる梱包、出荷、在庫管理といった物流業務の負担を軽減することを目指している。 オフィスが商品で手狭になったり、在庫管理がうまくいかなくなったりといった課題を抱える事業者も対象としている。

株式会社Willbox

国際物流をより最適に、よりスマートに。

株式会社Willboxは、「国際物流をより最適に、よりスマートに。」をミッションに掲げ、国際物流プラットフォーム「Giho」を開発・運営しています。 同社は、荷主と物流事業者が直接つながる新しい構造を構築することで、情報の非対称性を解消し、業界全体の連携と最適化を目指しています。

Rapyuta Robotics株式会社

ロボットを便利で身近に

ラピュタロボティクスは、労働力不足とDX化に大きな課題を抱える物流業界に、複数のロボットを協調制御するクラウドロボティクス・プラットフォーム「rapyuta.io」を活用したロボティクスソリューションを提供している。これにより、人手不足が深刻化する倉庫業務の省人化や生産性向上を推進している。

Telexistence株式会社

ロボットを変え、構造を変え、世界を変える

Telexistence株式会社は、「ロボットを変え、構造を変え、世界を変える」をミッションに掲げ、遠隔操作技術と人工知能(AI)を組み合わせたロボットの開発と、それらを用いた事業を展開するロボティクス企業です。 同社は、ロボットの活躍の場を工場の外にまで広げ、労働に関わる社会の基本的なあり方を変革することを目指しています。 特に、日本の少子高齢化に伴う労働力不足という社会課題に対し、小売業や物流業といった社会インフラとして機能している産業でのロボット活用を推進しています。

株式会社ロボトラック

自動運転トラックの研究開発と事業化を通じて、物流の未来を創造することをミッションとするテクノロジーカンパニー

株式会社ロボトラックは、自動運転トラックの研究開発と事業化を通じて、物流の未来を創造することをミッションとするテクノロジーカンパニーである。 Eコマースの拡大による輸送需要の増加に対し、ドライバーの高齢化や人手不足が深刻化している。 このままでは生活と経済を支える物流が滞るという社会課題、特にトラックドライバーの残業規制強化に起因する「物流の2024年問題」の解決を目指している。 同社は、自動運転技術によって輸送効率を飛躍的に向上させ、ドライバーを過酷な労働から解放し、物流業界全体の働き方を変革することを目指す。 最終的には、輸送コストと環境負荷を低減し、持続可能な次世代の物流インフラを構築することをビジョンとして掲げている。

株式会社Logpose Technologies

世界中の荷物情報を整理し、流通を最適化する

株式会社Logpose Technologiesは、「世界中の荷物情報を整理し、流通を最適化する」をミッションに掲げている。また、ビジョンとして「人類の未来のスタンダードを創る」を掲げている。同社は、物流業界が直面する課題として、配車業務の属人化、トラックの平均積載率の低下、共同配送の不足、ドライバー不足、過酷な労働環境などを認識している。これらの構造的な課題を、企業の利益を圧迫する非効率であると同時に「利益改善の機会」と捉え、データサイエンス技術を駆使して解決することを目指している。

株式会社 ライナロジクス

AI研究の中心技術である「組合せ最適化」をコア技術とするソフトウェア開発のスペシャリスト集団

2000年の創立以来、ロジスティクス分野を中心に「組み合わせ最適化」を応用したソフトウェア開発で顧客の問題を解決してきた。オペレーションズ・リサーチ(OR)の分野における最新の研究成果を実用化し、実社会におけるさまざまな効率化、省力化に役立つコンピューター・ソフトウェアを広く世の中に提供していくことを目的としている。この事業を通じて、地球の限られた資源を効率よく活用していくことに貢献したいと考えている。

株式会社ロジクラ

世界のモノを最適化する

株式会社ロジクラは、「世界のモノを最適化する」というビジョンを掲げ、クラウド物流プラットフォームサービス「ロジクラ」の企画、開発、運営を行っている企業です。 ミッションとして「企業の可能性を拡げる流通インフラを実現する」を掲げています。 多くの事業者が直面する在庫管理や受発注、出荷といった業務における非効率を解消し、事業者が本来注力すべき商品開発やマーケティングなどの創造的な活動に集中できる環境を提供することを目指しています。 特に、依然として紙の伝票などアナログな手法で倉庫作業を行っている事業者が多いという課題に着目し、その解決に取り組んでいます。

株式会社シマント

DX技術で、未来のサプライチェーンをデザインする

株式会社シマントは、「DX技術で、未来のサプライチェーンをデザインする」をミッションに掲げ、企業間物流の効率化と最適化を目指すソリューションを提供している。 ビジョンは「サプライチェーンの次のカタチを創る」ことである。 サプライチェーン活動の現場に従事するすべての人が報われるDXに挑戦し、業務のデジタル化とデータの高度活用を可能とするデータ基盤技術でサプライチェーンを再設計することを目指している。

株式会社Univearth

テクノロジー × 実運送

株式会社Univearthは、日本の物流業界が抱えるドライバーの労働力不足や長時間労働、低い利益率といった構造的な課題の解決を目指しています。 同社は、単なるシステム提供に留まらず、「テクノロジー × 実運送」という一体型モデルを掲げています。 このビジネスモデルの独自性は、物流取引管理SaaS「LIFTI」プラットフォームの開発・運営に加え、M&Aを通じて運送会社をグループ化し、自社で「実運送」機能を持つ点にあります。これにより、プラットフォーム上で発生する輸送ニーズに対し、グループ内の輸送能力(アセット)を活用して安定したサービスを提供できる体制を構築しています。この「SaaS×実運送M&A」モデルを通じて、物流産業の持続可能な成長インフラを構築することを目的としています。

株式会社PortX

サプライチェーンは、PortXでうまくいく

株式会社PortXは、「サプライチェーンは、PortXでうまくいく」というメッセージを掲げ、物流支出を「意味ある投資」へと変革することを目指しています。 同社が解決しようとしている課題は、多くの大手荷主企業において、特に国際輸送を含む物流支出のデータマネジメントとその統合に関する実用的な解決策が確立されていない現状です。 この問題の根底には、見積り・入札、請求処理といった物流支出に関連する各業務プロセスやデータが分断化(サイロ化)していることがあると指摘しています。 PortXは、この課題を解決するために「LSM(Logistics Spend Management:物流支出管理)」という概念を提唱しています。 これは、従来バラバラに管理されていた見積・入札から請求までの一連の物流支出管理プロセスを、一つのクラウドプラットフォーム上で統合的に管理・可視化するアプローチです。 これにより、分断されていたデータをリアルタイムかつ自動で集約するデジタル基盤を構築し、従来の個別の見積もり取得やExcelなどでの手作業による管理といった非効率を解消し、物流支出の削減と最適化に貢献することを目指しています。

気になる企業は見つかりましたか?

CATALYSTでは、この特集に掲載した企業を含む国内スタートアップの事業内容・資金調達データを 検索・比較できます。

スタートアップを検索する