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大手医療機器専門商社を経由した物販モデルと公的保険適用による収益化
株式会社多磨バイオは、脳神経外科や心臓血管外科手術で使用される合成人工生体膜(「デュラビーム」および「ペリビーム」)の開発・製造・販売を行っています。自社による直接販売ではなく、独占販売契約を締結した大手医療機器専門商社(ディストリビューター)へ製品を販売(卸売り)する物販モデルを採用しています。製品は日本の公的医療保険制度において保険適用(個別評価)されており、ディストリビューターへの卸売価格(仕切価格)に基づいて収益を得る構造です。
ターゲット顧客
高度な外科手術を行う大学病院、総合病院、および地域基幹病院をターゲット施設としています。診療科としては、脳硬膜補填及び代用を行う脳神経外科(「デュラビーム」の対象)、および心膜補填及び代用を行う心臓血管外科・小児科(「ペリビーム」の対象)です。意思決定者は、これらの専門外科医(執刀医)および病院の購買部門・用度課です。
提供価値
自然の生体膜が持つ「片面は組織に接着して保護し、反対面は接着せず癒着を防ぐ」という相反する性質を、1枚の合成人工膜で完全に再現しています。これにより、確実な組織密閉による液漏れ(髄液漏や体液漏出)防止と、他臓器との不要な癒着防止を同時に実現します。また、生物由来材料ではなく合成材料(ePTFE)をベースとしているため、経年劣化や石灰化のリスクが極めて低く、患者の体内で長期にわたり安全かつ安定して機能し続ける安心感を提供します。
収益モデル
独占販売契約等を締結した大手医療機器専門商社(グンゼメディカル株式会社や株式会社JMSなどのディストリビューター)へ製品を販売(卸売り)する物販モデルです。医療機関で使用された製品は、国が定める保険適用価格(償還価格:デュラビームは1c㎡当たり839円、ペリビームは1c㎡当たり394円)に基づいて診療報酬として償還され、多磨バイオの収益はディストリビューターへの卸売価格(仕切価格)に基づきます。
